2018-05-16 第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
本法に基づいて、調査母船の日新丸の代船の検討を進めていただいていると承知しております。 本法では、このように鯨類科学調査に関するさまざまな政府の責務が規定されているわけでありますが、その中で、政府は、鯨類科学調査を安定的かつ継続的に実施するために、基本方針を定めることとしております。 そこで、副大臣に御質問をさせていただきます。
本法に基づいて、調査母船の日新丸の代船の検討を進めていただいていると承知しております。 本法では、このように鯨類科学調査に関するさまざまな政府の責務が規定されているわけでありますが、その中で、政府は、鯨類科学調査を安定的かつ継続的に実施するために、基本方針を定めることとしております。 そこで、副大臣に御質問をさせていただきます。
この鯨類科学調査に用いられている調査母船の日新丸についてでありますが、船齢三十年を超えておりまして、老朽化が進んでおります。鯨類科学調査の安定的、継続的な実施のためには、その代船建造について早急に検討しなければならなかったわけであります。捕鯨関係者からは、長年にわたり、新造船への強い要望があっておりました。
○国務大臣(齋藤健君) 調査母船の日新丸につきましては、船齢が三十年に達し、老朽化をしており、関係者から代船建造の要望も強いということは委員御指摘のとおりです。農林水産省といたしましても、調査母船の代船を建造することは商業捕鯨の再開を目指すという我が国の強い姿勢を内外に示すことになることなので、早期に検討すべき課題だと考えています。
我が国は、妨害船を阻止するような船も新造しなければならないと思いますし、また調査に使用される調査母船日新丸、これも私も乗せていただきましたけれども、一九八七年にトロール漁船として建造された船を改造して調査捕鯨の母船として調査捕鯨に従事してきました。船体年齢は三十年に達しようとしているわけであります。
この日新丸の調査母船がもし何らかのトラブルで動かなくなると、これは日本の捕鯨そのものがもうここでジ・エンドになってしまう。大変に私は危機感を持ってこの日新丸の更新問題を捉えているところでありますけれども、この船そのものの老朽化問題に関しまして、私はもう早急に新造船建造に向けて取り組まなければいけないと思っております。水産庁長官のお考えを聞かせていただければと思います。
○政府参考人(本川一善君) 調査母船の日新丸につきましては、御指摘のとおり、二十四年と二十五年に大規模改修を行いまして、腐食が進んだ燃料タンクの修繕でありますとか船体外側の傷んだ鉄板の取替え、さらには経年劣化したスクリューやシャフト軸の交換などを行ったところであります。これによりまして、造船会社からは、改修後十年程度は鯨類捕獲調査に使用できるという報告を受けているところでございます。
さらに、二〇一二年度には、シーシェパード側は更に大型船を一隻増隻をいたしまして、調査母船の改修による調査期間の短縮ということもあって、大型船が母船に対して執拗に妨害活動を行って、捕獲頭数は最低の百三頭になったと。
今回は、水産庁の監視船を派遣し、海上保安庁の職員も制服を着て乗船していただきましたし、大変御苦労をいただいたこともありまして、調査母船は直接被害は受けなかったわけであります。しかしながら、調査船は妨害対策に追われ、捕獲調査そのものに従事できたのは、三隻の調査船のうちただ一隻であったと聞いております。
また、グリーンピースからは、調査母船日新丸の補給活動において小型ボートを船舶間に無理やりに割り込ませるという妨害活動を受けました。 我が国が実施している調査捕鯨は、鯨類資源に関する科学的情報などの収集を目的に国際捕鯨取締条約に従って公海で行われている合法的な調査でありまして、このような危険な妨害活動が行われたということは誠に遺憾でございます。
今年の二月九日及び十二日、調査母船の日新丸と目視専門船の海幸丸がアメリカの環境保護団体シーシェパード所属船が薬品の瓶を投げたりして、またプロペラに絡める網を投げたりして大変調査の妨害をいたしました。去年の五十八回のIWCの総会では、捕鯨及び鯨類調査関係の活動に従事する船舶の安全に関する決議というのが採択をされました。
○白須政府参考人 ただいまの委員のお話のとおり、二月十五日に、調査捕鯨を実施しております調査母船でございます日新丸の船内後部、工場の後部から出火をいたしたわけでございます。
例えば、調査母船に対して体当たりをしたり、母船のプロペラをいわゆるチェーンで巻きつけて航行不能にしようとしたり、とにかく船体に影響を与え、人命まで危険にさらす。これは、一種のテロ行為ですね。しかも、彼らは、背景があるでしょうけれども、ことしもさらにこの活動を強化しようとしている。そう豪語していますね。 そこで、お尋ねしますが、まず大臣、今のことは御承知ですね。
その妨害活動の内容でありますが、主に、採集船から調査母船への鯨の受け渡しの妨害、それから採集船と鯨の間を横切って捕獲を妨げる、こういったことでありましたけれども、特に、昨年の十二月二十一日及びことしの一月八日の二度にわたりまして、調査船とグリーンピースの船舶との間で接触事故が発生しております。